柿坪満実子 小林さらん「緒」
開催概要
開催内容
ステイトメント:
喪失の存在感に対して、ことの起こりの、あるかなきかの微かさを思う。
「緒」には「ことの起こり」との意味がある。
わたしたちがことの起こりに気づくのは、いつもその瞬間が終わった後で、例えば私たちの生についても、誰もその始まりの瞬間を知らない。
柿坪と小林の2人の作家は、彫刻という“モノ”を通して、喪失や忘却について考え、形作ることを創作の課題としている。
今回の展示では、やがて喪失、忘却へと続く物事の、ことの始まりに遡り、その一連の輪郭を探る試みがなされる。