遺空心致「高崎邸アートプロジェクト」
会期: 2012-01-21 - 2012-03-11
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
デッサン・ドローイング
実演・ワークショップ
ライブパフォーマンス
レセプションパーティー
インテリア
建築
パッチワーク・キルト・刺繍
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オブジェ
空間設計・空間制作
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アートパフォーマンス
コンセプチュアルアート
現代アート
開催内容
本展示は、3月に取り壊しの決まっている築50余年の一軒家に対して
11名の若手作家が心をこめて作品を飾るものです。
目的は無くなってしまう前に、もう一度“家”をあたたかな人の声で満たし
空間に堆積されてきた記憶を想い、労うこと。
遺空 -忘れられた、失った、残された空間や場所、建物-
心致 -心を致す。心をこめる、心を尽くす-
『忘れられていた場所や失われていく建物が
再び人のぬくもりで満たされるように
愛されて最期を迎えられるように』
遺空心致は、そんな思いを胸に始動しました。
人が諦めて手を離してしまうと、どんなに高価でも、美しくても、
モノも空間も存在価値を失ってしまいます。
元々は、誰かに想われ、誰かの大切な場所だったはずの建物も
ただ体積だけが疎ましい空虚な箱と化すのです。
そこには人が居たころの賑わいや、あたたかな暮らしが営まれていた時の名残があり
置き去りにされた思い出が空間を満たしていて、それがなんとも空しく、切ない…
遺空心致は、そのような建物の内包する記憶に重きを置き、人間と建物や空間との関係を考えた
活動をしています。それぞれの空間や関わってきた人々に合わせた方法で「心致」してゆきます。