松山賢展 縄文土器怪獣群

開催概要

会期
2022年03月12日 〜 2022年03月19日
会場
ギャラリーSIACCA (東京都中央区銀座2-9-16 サウンドバレービル地下一階)
参加クリエイター
松山賢
ジャンル
アート
タグ
縄文土器、art、contemporaryart、縄文、土器、やきもの、現代美術、インスタレーション、彫刻、絵画、現代アート

開催内容

窯を使わずに、野外で薪などで土でつくったものを焼くことを野焼きといいます。 縄文時代と同じように野焼きで焼成された陶彫群50頭と、野焼き小品50展、2mほどの怪人怪獣図1点による展示になります。

 日本画を描いていた学生のころ、どんな表現をするか考えていた。国立民族学博物館で民族芸術を知り、原始美術に興味を持つ。自分の生まれ育った岩手、東北の文化、風土、土着のものについて探ったりしたが、現在の自分に馴染みのあるものや、通じているものを見い出せなかった。美術というものを遡り、日本に限らず、先史美術を見るようになった。旧石器時代の洞窟壁画を模写したり、古代オリエント博物館や中近東文化センターに行き、地母神象、土偶、瘤牛形土器などを粘土でつくって焼くようになった。先史美術の一つとして縄文土器土偶も作るようになり、野焼きもした。
 油彩画を描きはじめ、しばらく焼きものからは離れる。
 子どものころ仮面ライダーカードを集めていた。怪人怪獣大百科という本もボロボロになるまで見ていた。白黒の粗い写真に、偽物のような現実感があった。長じて、ウルトラマンや怪獣のデザインをした成田亨の作品を見に行くようになった。怪人怪獣シリーズを作れないかと考えてみたが思いつかず、動物や甲虫が立ち上がって怪人怪獣化する「いきものカード」を描く。小学校に上がる前に、クワガタが背を向けて二本足で立ち上がって、子どもと同じ大きさになり、手をつないでいる絵を描いていたのを覚えていた。
 縄文土器土偶が怪人になったものや、縄文時代に日本列島にいた動物が縄文土器の文様をともない怪獣になったものを考え、土器土偶のようにつくりはじめた。

松山賢展 縄文土器怪獣群