木村有輝子 個展 宇宙の凡人
開催概要
開催内容
コロナウィルスにより、当り前だと思っていた日常は変わり続けている。私にとってもこの疫病にとってもたらされた変化は大きいものだった。色んなモノや人を失い孤独に思う日もあった。そんな中、ある問いが頭の中に浮かんだ。
いったい当り前だと思っていた「普通の日常」とは何か?
その中で生きる「普通の人」とは何なのか?
辞書で「普通」を調べてみたところ「他と変わっていないこと。ありふれたモノであること。」と書いてある。
確かにありふれた「モノ」ならこの世にはあるだろう。しかし「人や生き物」にありふれたなどというものがあるのだろうか?一人の人間を取り上げてみたところで、国籍も人種も考えも違うというのに。
そんなことを考えているうちに地球規模の「普通」は宇宙にとっての「普通」から見てどうなのだろうと考えが飛んだ。私は地球以外にも生物がいると考えている人間である。宇宙に住んでいる生き物は今の地球を見てどう思うのだろう?宇宙にとって「ありふれたモノや生き物」はいるのだろうか?そんなことを考え個展のタイトルを「宇宙の凡人」とした。
平面・立体・インスタレーションなどで私なりに宇宙規模での「普通」を会場に落とし込む。
少しでも鑑賞者の心の琴線に触れてほしいと思っている。