石川貴大 個展 『公園へあと少し』
開催概要
開催内容
公園へ向かって歩きながら、僕は友人たちと殆ど途切れることなく話し続ける。彼らも話し続ける。公園へ着くと僕たちはベンチや地面に座り、タバコを吸ったりジュースを飲んだりしながらやはり話し続け、やがてそこから眺める景色に飽きると次の公園を目指して再び歩き続ける。景色は変わり続けるから僕たちは退屈しない。思考は変わる景色に刺激されて巡り続ける。
そうしたたわいもない行為やそこでなされる会話、その中にいる僕たちの姿とそれを取り巻く空間が、どうということはないものであると同時に、しかし僕たちがまるで真剣なのはなぜか。
街を見渡せば至る所に見つかる人々の溜まり場とその中の人々の姿について考える。私たちが仮に孤独でないとするならば。それを作り出す、ある場と私たちの姿について。