烏丸由美展 つむぐ -東洋と西洋、絵画とデザイン-

開催概要

会期
2021年09月04日 〜 2021年10月03日
会場
KATSUYA SUSUKI GALLERY (東京都目黒区柿の木坂1-32-17)
参加クリエイター
烏丸由美
ジャンル
アート

開催内容

この度、2021年9月4日から、日本では5年ぶりとなる烏丸由美の個展、「つむぐー東洋と西洋、絵画とデザイン」を開催いたします。
昨年来、コロナ禍中で自身を見つめ直し、変化する自分を作り出す機会を与えられた、と語る烏丸。主にイタリアを拠点とし、絵画作品の制作にとどまらず、立体作品や、映像作品、さらには自身が語り部となる個性的なパフォーマンス等、近年その活動の領域は、さらに広がりを見せています。
本展は、彼女がコロナ禍中でスタートさせた新シリーズ「シン・デザイン+プラスシリーズ」を中心に平面作品14、5点で構成されます。
これは、日本の伝統的なデザインに烏丸独特のポップで卓越した色彩感覚を注ぎ込み、そこに絵画のルーツとなるヨーロッパの中世美術のエッセンスを加えたもので、東洋と西洋、絵画とデザイン、そして、歴史と現代というエレメントが、互いにつむぎあい、融合して新しい形となって表われます。
今回は、ボッシュ、メムリンク、デューラー、ヴァン・アイク、ヴァトー、といった中世ヨーロッパの主要な作家たちの作品に向き合い、繊細なドローイングと独自のカラーリングでタブローの中でそれらの絵画とデザインを見事に融和させていきます。そこに垣間見える詩的で、見事に構成された絶妙なバランスと色、空間に思わず引き込まれていきます。これは、作家が生まれ育った日本の生活文化を土台にして、長年ヨーロッパを拠点として活動してきた烏丸だからこそ表現できる、東洋と西洋のはざまで研ぎ澄まされ、育んできた、彼女の内面から湧き出る思考と感覚である、と言えるのではないでしょうか。
コロナ禍のなか、感染拡大が広がる困難な時期ではございますが、皆さまのご来場をお待ち申し上げております。

烏丸由美(からすまるゆみ)
美術家。大阪に生まれる。京都市立芸術大学卒業。イタリア国立美術アカデミー卒業。 イタリア(ボローニャ市)と兵庫県川西市にて制作。90年代の初めから、活動の拠点をイタリアに移し、ヨーロッパ、アメリカ、日本で展覧会、パフォーマンス等多数。

烏丸由美展 つむぐ -東洋と西洋、絵画とデザイン-