飯島奈美のしごと展

開催概要

会期
2012年01月20日 〜 2012年02月14日
会場
三菱地所アルティアム (福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F)
参加クリエイター
飯島奈美
ジャンル
その他
タグ
トークイベント、レセプションパーティー、デザイン・プロダクト、映像・映画、写真

開催内容

おいしいものには、理由がある。写真は映像からにじみでる”おいしさの秘密”に迫る!

フードスタイリスト・飯島奈美は、「かもめ食堂」をはじめとする映画作品や、現在オンエア中のドラマ「深夜食堂」、パスコ超熟、キユーピーハーフ等のCMや広告、レシピ本の執筆などで、フードスタイリングの最前線にて活躍しています。飯島がつくり出す料理は、写真や映像にも関わらず私たちの心と胃袋を鷲掴みにします。その魅力は、おいしそうな料理、一つ一つの素材との組み合わせの妙、食器との相性のよさ、役者が食べているしぐさ・つくっている手さばきなど、視覚の要素だけを取っても非常に多角的です。
本展は、飯島のこれまでの仕事を振り返る初めての展覧会です。飯島の手がけた映画・ドラマ・CMを辿ることによって、料理の魅力を様々な角度から引き出します。CMやドラマなどで料理の映像や写真のほか、試行錯誤を垣間見ることのできるスケッチを展示し、観る者を捉えるフードスタイリングの秘密に迫ります。レシピ本などを読める読書スペース、道具や食器、調味料などもあり、帰ってすぐに台所に立ちたくなる展覧会となるでしょう。料理が持つ魅力を見て、知って、日々の料理に活かしてもらうことで、食について改めて捉え直すきっかけとなると幸いです。

飯島奈美の想像/想像力が紡ぐ料理で伝わるストーリー

多くの人にとって、飯島奈美の料理は画面や本の中でしか見ることのできないものです。視覚や聴覚といったごく一部の感覚からしか捉えられないはずなのに、味、食感、歯触り・・・何より食べたときの幸福感が全身に伝わってきます。よく目にしているにも関わらず、フードスタイリストの仕事の中身を知る機会はほとんどありません。あの料理が私たちの目に届くまでには、どういった試行錯誤があるのでしょうか?今回転じする飯島のスケッチやノート、映画やドラマの台本からは、季節、場所などから導き出した旬の食材や、その土地ならではの食材を活かし、彩りや食器との相性を細やかに考えていることが分かります。また、つくる役柄と食べる役柄の関係性や、出身地、性格などを行間から読み解き、”この人が作るなら整った形ではない卵焼き”、”急な来客だから有り合わせの食材でつくった精一杯のもてなし料理”、”九州男児が鍋なら水炊き”など台本や役柄から想像して創造されたストーリーがそこには潜んでいるのです。
本展では、飯島が手がけてきたしごとの製作過程を振り返り、手書きのスケッチや飯島が手掛けた場面の映像、写真を展示します。また、飯島の著作や資料として参考にしている書籍を集めた読書スペースでは自由に料理のヒントを見つけていただけるほか、飯島の作業場をイメージした空間で、使用している道具や食器、調味料などもご紹介します。料理は多くの人が携わっているクリエイティブな営みです。生きるために食べるという根源的な目的だけに留まらず、私たちは、料理を通してより豊かなくらしを描こうと胸を躍らせます。この展覧会をきっかけに「このレシピを作ってみよう」、「この度具を使ってみよう」、「誰かと一緒に食べてみよう」が生まれ、ぬくもりのある食卓が広がっていくことを願っています。


視覚や聴覚といったごく一部の感覚からしか捉えられないはずなのに、味、食感、歯触り…何より食べた時の幸福感が全身に伝わってきます。
あの料理が私たちの目に届くまでには、どういった試行錯誤があるのでしょうか?飯島のスケッチやノート、映画やドラマの台本からは、季節、場所などから導き出した旬の食材や、その土地ならではの食材を彩りを活かし、食器との相性を細やかに考えていることが分かります。また、つくる人物と食べる人物の関係性や、出身地、性格などを行間から読み解き、"この人が作るなら整った形ではない卵焼き"、"九州男児は鍋なら水炊き"など想像して創造されたストーリーがそこには潜んでいるのです。
本展では、飯島が手掛けてきたしごとの制作過程を振り返り、手描きのスケッチや飯島が手掛けた場面の映像、写真を展示します。また、飯島の著作や資料として参考にしている書籍を集めた読書スペースでは自由に料理のヒントを見つけていただけるほか、使用している道具や食器、調味料などもご紹介します。この展覧会をきっかけに「このレシピをつくってみよう」、「この道具を使ってみよう」、「誰かと一緒に食べてみよう」が生まれ、ぬくもりのある食卓が広がっていくことを願っています。

飯島奈美のしごと展