二宮千都子個展 ”Deconstructing Witchcraft「魔術の解体」”
開催概要
- 会期
- 2021年06月23日 〜 2021年07月10日
- 会場
- Katsumi Yamato Gallery (東京都台東区浅草橋4-1-2 ミツボシビル4F)
- ジャンル
- アート
開催内容
かつて法律を学び、金融機関のSEを経て現在は現代アート作家として活動する二宮千都子。
その制作スタイルは生涯をかけた「研究」というかたちを採り、「仮説」として様々なコンセプトを持った作品を作成し、
公開/展示という「実証実験」を行い、そこで「ログ」を収集し、確認・分析・再検討を行っている。
今回の展示は二宮が提唱する「Frankenstein’s monster Formalism」に紐づく作品群の第二章。
魔術の解体と称し、街中にあるグラフィティやタギングを撮影し、
AI解析機能を用いたOCR処理を施し、結果の画像を収集するフィールドワークを敢行。
その解析の過程のプログラムや結果の画像を加工し、作品群を制作。
一見何が書いてあるか読み取れないからこそ逆に興味を誘うグラフィティやタギングを機械的に解析することで
それらが持つ「謎がある故に格好いい」というある種の魔術的な魅力を暴こうとする試みである。
勿論上記の魔術的魅力はアート作品にも当て嵌まるため、それもあわせて暴いていきたいという
作家の決意表明をも含んでいる。
Frankenstein’s monster Formalismとは…
中身のない形だけの構成主義的な作品を指す美術用語「Zombie Formalism」を受けた二宮の造語。
死体を繋ぎ合わせ、電気を通すことで駆動するフランケンシュタインの怪物のようにこれまでの人生を構成する要素を繋ぎ合わせつつ、意思や背景を持った怪物のような作品を意味する。