上野倫可「 おうち 」 展

開催概要

会期
2021年06月02日 〜 2021年07月02日
会場
Gallery Yamaki Fine Art (兵庫県神戸市中央区元町通3-9-51 2F)
参加クリエイター
上野倫可
ジャンル
写真

開催内容

ギャラリーヤマキファインアートでは 2021 年 6 月 4 日(金)〜 7 月 2 日(金)まで、上野倫可展「おうち」を開催いたします。

上野倫可(うえのともか)は 1983 年長崎に生まれ、京都を拠点に写真と映像の分野で活動する若手アーティストです。女性のヌードを中心に、他者(被写体)と親密な時間を共有しながら、被写体の「目に見えない心の変化が身体に形として表面化する」瞬間を捉え続けています。カメラを媒介としてアイデンティティやセクシュアリティ、ジェンダーなどの、人間の本質的な力強い生命力を顕在化させようとしています。
ギャラリーヤマキファインアートでの初個展 となる本展は「おうち」というタイトル に 展開をいたします。本展のタイトルである「おうち」は、何気ないお家という空間の中、そこで生活する被写体がヌードであること、その違和感やユニークな状況が、そのお家に宿る被写体の生活(外見)や、ヌードという生身の身体(内面)が「おうち」という境界線をもって見え隠れする時を写し出しています。美に対する憧れは、誰しもが持つ原初的な欲求のひとつですが、それは同時に私達自身を否定し、締めつける呪縛でもあります。
「過去がどんなにしんどくても未来がどんなに不安でも、今この瞬間を肯定でき たなら、しんどい過去も不安な未来も幻になる」と語る彼女にとって、シャッターを切ることを通じて、本来的な矛盾を抱えて生きる女性の心にもアプローチします。
本展はドキュメンタリー映像を撮り続けてきた上野が、作家として、女性として、普段は目に見えない幻影、しかし一瞬の時を刻む事で、その目に見えない存在を顕在化しようと、写真を媒体に表現した意欲的な展覧会です。神戸初個展、静かな表現の中にも意志のある作品群を是非ご高覧ください 。 徹底した感染予防対策を行った上でお迎えいたします。

上野倫可「 おうち 」 展