Solo exhibition 下野友嗣 ー空白の器 ひかりかがやくときー
開催概要
開催内容
本展でご覧いただくのは、鉄錆をモチーフにした作品です。私は長年、鉄錆を使った作品を制作しています。
普段とは違う鉄錆の魅力を感じていただけましたら幸甚に存じます。
空白の器
内側に「何もない空間」は囲まれている所、何もない空間であるからここは何かが入るかもしれないという可能性が生まれる。
この「かもしれない」という可能性が重要であり、その潜在性に対して手を合わせるという意識の動きが神道の信仰心である。
白(しろ) 原研哉 中央公論新社より
隕石は精子であり、卵子である星とぶつかり爆発すると新たな命の誕生になる。地球の場合は爆発によって『鉄』という命の源を作りました。
また鉄が錆びる環境だから私たちが生まれることが出来、鉄は地球上の生命にとってはスタート地点であり、周りの環境に影響され多種多様な生物は進化しました。
錆が発生する現象は科学でも実証されていることですが、この現象はアミニズムであり現代の私たちの文明より巨大な力を持ち、理解しきれないものがあります。
気候変動や災害、感染症により世界中が大きな危機を迎えるいま、私たちは自然を採取可能な資源という考え方について、限界が来ているのではないでしょうか。
今回の展覧会のタイトルである『空白の器』は、私たちの身近な日常生活に存在していますが、急に存在するものですからキャッチ出来ず流されてしまうことがあります。
その『空白の器』を伽ch資して熟成させるかのうようにかがやかすと、私たちの生活はどれだけ豊かになるのかと思いますs。