斎藤純彦写真展「Life Cycle Hills」
開催概要
開催内容
斎藤はこれまで、自らにとってという手掛かりから始まる場所の、匿名性と固有性とに注視した作品を発表してきました。
本展示は、作者自身が暮らす首都圏郊外の丘陵地帯にある"かつて"のニュータウンを、集合地の生活環として見つめた作品となっています。
ニュータウンや郊外といった言葉をまとってから半世紀を経て、朽ちては差し替わりながら"あたらしいまち"へと移り行く風景。
「生まれ育った土地でもなく、特別愛着があるわけでもない」「"自らにとって"という言葉は、写真を撮るきっかけに過ぎない」
と言う斎藤の、自明な目的を持たぬまま歩き撮るといった没入は、かえってそこが何処であってもかまわないという不確かさを浮き彫りにします。
自らにとっての場所とは何かという問いを、その円環を遠くに見ながら記録し問う試み。
ぜひご高覧下さい。