Cali Thornhill DeWitt TOKYO OLYMPICs
開催概要
- 会期
- 2020年08月21日 〜 2020年09月13日
- 会場
- COMMON (東京都渋谷区神宮前6丁目12−9 BLOCK HOUSE 1F)
- 参加クリエイター
- Cali Thornhill DeWitt
- ジャンル
- アート
- タグ
- 平面
開催内容
Kanye West、Virgil Abloh などにも作品を提供。
現代社会を見据え芸術を通し警鐘を鳴らす、LA 拠点のマルチアーティスト
Cali Thornhill DeWitt によるソロエキシビジョン「TOKYO OLYMPICS」を開催。
この度GALLERY COMMON では8 月21 日(金)より、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするマルチアーティストCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)によるソロエキシビジョン「TOKYO OLYMPICs」を開催します。
幼少期よりロサンゼルスのアンダーグラウンドコミュニティに触れた体験をベースとし、世界の社会情勢をその都度、ペイント、zine、本、グラフィック、写真、MV、アパレルなどボーダレスな表現活動で反映してきたCali Thornhill DeWitt。アートのみならず、音楽やファッションシーンにも世界的に注目されている彼による本展覧会は、3年ぶりとなる国内でのソロエキシビジョンになります。
インターネットの普及が常識となり洪水のように情報が流れ続ける中、そこに内包される画像やテキストの要素を用いて表現される彼の作品には、コンテンポラリーアートにおけるバーバラ・クルーガー、ジェニー・ホルツァー、エド・ルシェに繋がるスタイルを見出すことができ、そこには、例えばタイトルや話の一部のみが一人歩きし、そのソースを掴めずに終わる不摂生なコミュニケーションや、ヘイトスピーチより生まれるヘイトスピーチなど、情報社会ならではの、我々にも身近な表裏一体からなる文明の衰退と反映を写し出しています。
あえて名付けられた「TOKYO OLYMPICS」というタイトルにも分かるように、独特でアイロニカルな世界観に生まれるパンキッシュかつ精巧なブートレグ文化にも通ずる創造で構築される本展覧会の作品群もまた、一点に固執されないカウンターカルチャーとメインカルチャーのサークルを俯瞰し表現、常に新しい情報や文化に目を向け、失敗を繰り返しながらも成長を続ける世界を眺める彼ならではの視点により生まれたものになっています。
本展覧会は、代表的シリーズである「プラスチック・サイン・シリーズ」をはじめ、キャンバス、ネオシルクと新作を中心に構成されます。展示物には当初からモチーフとあげられることの多い、花や地球はもちろんのこと、中には近年の地球全体を巻き込むパンデミックや、絶えないレイシズムなど、現在進行形で続く問題への喚起も彷彿する作品もみられ、文化にして相容れないものはないアートの可能性、そしてその尊さを感じさせる表現と対峙できる場となっております。
Cali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)とは
カナダ出身、ロサンゼルス拠点のマルチアーティスト。ニューヨーク、ロサンゼルス、コペンハーゲン、ブリュッセル、パリ、香港での個展を含め、世界中で幅広く制作活動・展覧会を開催する他、インディペンデント音楽レーベル「Teenage Teardrops」オーナーや、ブランド「SOME WARE」デザイナー、アーティスト集団「WSSF」主催、Kanye West(カニエ・ウェスト)のマーチャンダイズデザイナーなどの側面も持つ。
代表作にはプラダンにインターネットよりピックされた挑発的な画像に、同じくインターネット上にあるニュースのヘッドライン、スパムメール、広告のキャッチコピーなどのフレーズを落とし込んだ「プラスチック・サイン・シリーズ」や、90 年台のLA にいたヒスパニック系ギャングが故人の弔いのために作成していたT シャツにヒントを得た「メモリアル・ スウェット」があり、それらの作品はVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)やTremaine Emory(トレメーヌ・エモリー)にも強いインスピレーションを与えている。
さらにその才能は、「OFF WHITE」「ADIDAS」「Richardson」「Dickies」「Converse」などとの積極的なコラボレーションにも現れており、国内ブランドでは「NEIGHBORHOOD」「UNITED ARROWS」「BIG LOVE RECORDS」などともコラボレーションを行うなど、本人が第2の故郷と語るほど日本とも親睦の深い。
近年では、「READYMADE(レディメイド)」デザイナーの細川雄太と共にヴィンテージスタイルブランド「SAINTMICHAEL(セント マイケル)」を立ち上げ、今も尚制作活動の領域を広げ続けている。