まなざしのあとさき
開催概要
- 会期
- 2020年02月15日 〜 2020年03月29日
- 会場
- はじまりの美術館 (福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
- ジャンル
- アート
開催内容
作品は、どのように生まれ、どのように残っていくのでしょうか。
作品が残るというのは、どういうことなのでしょうか。
今回の展覧会では、会津地域にゆかりのある大関小夜子、KO☆、鈴木一郎、鈴木盛衛をご紹介します。この4 名は、はじまりの美術館が2018 年度よりはじめた「はじまりアーカイブス fukushima file」の調査のなかで出会った作家です。
実は4 名とも、ほぼ無名に近い作り手です。すでに制作を行なっていない人もいれば、今日もまたひとつ、作品が増えているであろう人もいます。
まずは、ここはじまりの美術館で彼らの作品に出会ってみてください。
これらの作品たちは、作者のまなざしが形になったものともいえます。
そして、それぞれの方が日々生活する事業所や家庭のなかで、「だれか」のまなざしによって残されてきました。作品をいまここにつないできた、様々なまなざしを通して、再度作品に出会っていただければと思います。
本展が、日々うまれる表現について考えるとともに、みなさんのまなざしを少しだけ変えるきっかけとなることを願います。
出展作家:大関 小夜子、KO☆、鈴木 一郎、鈴木 盛衛
[見どころ]
展覧会初出展作家! 最年少は10歳、最高齢は75歳!
出展作家の4名はほぼ無名の作家たちですが、人知れず福島県内で制作を続けてきました。発表の機会もほとんどなく、公募展を除き美術館での展覧会出展は今回が初となります。
なお、出展作家は2月15日および3月15日の13:30 より滞在予定です。
身近な素材をもとにうまれたユニークな作品の数々!
「磐梯山」「いわきの海」「バラ」など繰り返し同じモチーフを絵の具で描き追求してきた大関小夜子、看板や道路標識、町の風景などを描いたり立体化しているKO☆、リハビリをきっかけに絵を描きはじめ、独特なタッチで木や人物、風景などを描く鈴木一郎、段ボールを用いて誰かを喜ばせるためにおもちゃを作ったり、新聞をもとに模写を描き続けている鈴木盛衛の作品。
今回会場では作品解説文などのキャプションを設置していません。初めて出会う作品の数々に、じっくり向き合ってご鑑賞いただくことができます。
作者のまわりの方のまなざしを知ることができるパンフレット!
障害のある方の作品は、周囲の方による発見がないと第三者に届きにくいという特徴があります。
各展示室には作者のことを紹介するパンフレットを設置しております。鑑賞後読むことで、新たな視点で作品に出会うことができます。パンフレットはご自由にお持ちかえりいただけます。