上野四索・山田愛 共同個展

上野四索・山田愛 共同個展

開催概要

会期
2020年02月05日 〜 2020年02月09日
会場
NADAR (東京都世田谷区世田谷1-41-2 スカイコート第3 108)
参加クリエイター
上野四索 / 山田愛
ジャンル
写真

開催内容

写真を学校で学んだ同級生であり、卒業後も親交があった二人。

お互い写真を制作するにあたって「自己」について考え表現することを始めているという点で共通しており、これから将来写真を撮っていきたいとの考えも同じであったことから、この度一緒に展覧会を開く運びとなりました。

■上野四索 作品 「Name my day」について 

身近な生活圏を中心に撮り続けている。住宅街や都市部の人が造った環境はもはや個人のコントロールができず、それが私には「自然」のように思える。その感覚が私に興味深く思わせ写真を撮る動機を与えた。
しかし同時にこれが伝わらないことがある。私は家族関係に苦しみ、精神疾患を罹患・治療中であり、セクシャルマイノリティである。私の素性を知っている人はこれらの写真から私のバックグランドを通した意味を見出されることがある。確かにアイデンティティを題材にした作品はたくさんある、がそれが第一義ではない。ただ私と作品と鑑賞者の間で認識の差が生じるのは考えなくてはならないと思った。
私は何を見ているのか、何を共有しているのか、それとも言葉が意味を繋いでいて別々のものを見ているのかと疑問を立て、私なりに表現しようと試み不鮮明な画像を撮影した。

■山田愛 作品「それでも」について

私は子供の頃いつしか家庭が複雑になった。
それまでは沢山の花が咲いた家で育ち、幸せだと信じていた。引っ越しをする事になり、その家から離れてからはいつの間にかコンプレックスばかりに目を向け始め、摂食障害になり家の中で一人で過ごす事が多くなっていった。そんな日々が続いていた時、何気なく手にした雑誌の「写真」に惹かれ私は、写真を撮る事を始め、復調していった。
花と家の中を撮るのは子供の頃の原風景を思い出すからだろう。

■作品形態 インクジェット・カラー A4サイズ6~8点(予定)