Miya Ando 'elements'

開催概要

会期
2011年10月24日 〜 2011年11月26日
会場
GALERIE SHO CONTEMPORARY ART (東京都中央区日本橋3-2-9 三晶ビル B 1 F)
参加クリエイター
Miya Ando
ジャンル
アート
タグ
レセプションパーティー、インスタレーション、金属

開催内容

ギャラリー・ショウ・コンテンポリー・アートは10月24日(月)-11月26日(土)まで、5年ぶり2回目となるMiya Ando個展「 Miya Ando 'elements'」 を開催いたします。

鋼鉄を素材に制作を続けるMiya Ando(美夜・安藤)。
美夜の鋼鉄へのこだわり、また作品へ反映される思考は、二つのルーツをひも解くことで見えてきます。
日本とロシアの血を引く美夜は、刀鍛冶・安藤正勝の子孫であるということを背景に、幼少の頃毎年の夏休みを住職であった祖父のもと岡山の寺院で過ごし、仏教の教えを身につけます。
そして北カリフォルニアの森、ペブル・ビーチの海、美しい自然の中で育った美夜は、バークレー校を経てイェール大学院に進み東南アジア仏教図像学修士課程で哲学と東洋美術を学び、より深く仏教的哲学を作品に反映することになります。
美夜のなかで交わったこの二つのルーツは、鋼鉄という素材を本能的に選択させ、静かで深遠な空間を提示する作品を生み出していきます。

現在美夜の活動は国際的な広がりを見せ、ロンドンでの9.11メモリアル・アート・プロジェクトにも選出され、パリ、韓国、ベルリン等海外から多くのオファーを受け活動をしています。

’elements’と題した今展覧会では、‘Everything is ephemeral(.’ すべてのものは儚い)という思考をベースに展開します。
’elements’とは四大元素ともいわれる、土、水、空、火のこと。
現代の自然科学元素と対応するものではないとしても、古代の人々はこれらを私たちの命に繋がる要素とし、私たちの命に大きな影響を与えるものと考えていました。 万物の根源に位置し不変の存在としてある’elements’は時として人々に大きな試練を与え、人間の儚さ、全ての事物の儚さを痛感させます。

強固な素材とされる鋼鉄さえも、長い時間軸のなかでは一過性の存在にすぎないことを認識する美夜は、今展覧会で日本人がもつ一過性=儚さのなかにある強さ、儚さのなかに美しさを見出す美意識を作品に反映させ、'無'の空間をつくりあげます。
そして美夜のメッセージにあるよう、作品を通し限界の超越と人間性の強度を呼び起こし、すべてのものは儚いという思想のなかにある美しさを表現することで、黙想し内省する時間を過ごして頂きたいと思います。


For my solo exhibition in Tokyo October 24. I will put forth works that are inspired by the Elements; Earth, Water, Air, Fire. The power of nature and fragility of humans and life are my inspiration. As a poetic response to the aftermath of the March 1 1 Earthquake and Tsunami. I will like to put forth meditations on Nature and the Elements.

I will put forth an installation of metallic skeleton leaves, metal wall works and a kakejiku to create a quiet, contemplative space in Galerie Sho.
I hope to pay homage to those who were lost and all those who were affected by the recent tragedy. I hope to
evoke transcendence and strength of human nature in my works and express the beauty in all things being ephemeral.

Miya Ando

今回の個展では、’elements’-土、水、空、火-に触発された作品を発表します。
自然の力、そして人間の脆さは私の想像力を刺激し、3.11に起こった地震、津波の余波に対する詩的な反応として、自然と’elements’への瞑想を提案したいと考えています。

金属のスケルトン・リーフ、壁掛けの鋼鉄作品、掛け軸、これらのインスタレーションによって静かで瞑想的なスペースをつくり、先の悲劇によって亡くなられた方、影響を受けたすべての方に敬意を表することを願っています。
そして作品を通し限界の超越と人間性の強度を呼び起こし、すべてのものは儚いという思想のなかにある美しさを表現したいと思っています。

美夜・安藤

Miya Ando 'elements'