海老原 巧 展 記憶のアーカイブ
会期: 2019-08-19 - 2019-08-24
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
平面
現代アート
開催内容
平面作品(油彩とアクリル)の展示。
小品(S3号)~中品(F12号程度)を13点ほど、大作(P80号程度、案内状掲載)を2点、これら15点は近作です。それに加えてその作風を少し展開させた形で新作を1点展示します。小品は集合する形で展示する予定です。
ギャラリー檜eでの展示です。
作家のコメント
記憶のアーカイブ
記憶は常に曖昧なもので、反対に写真とは記憶にかかわらずかつてあった確実な「時」を刻印している。海老原の作品は写真に多少の変更を加えた上で絵画に描きおこしている。この変更は直感的印象や写る人物への感情によったものだ。いささか私的な感情から生まれた絵画ではあるのだが、ここには確実に存在した過去の時間と作者の記憶や思いが混ざり合う。描く(Paintする)ことによって、写真に閉じ込められた過去は表へと開かれ、人々が忘れかけている過去から今へ至る道程(一般には過ぎ去った時代、もしくは変わったようで変わらないような普遍的な人たち、表情)を強く示しているのである。