魂巫 安世鴻 写真展
会期: 2011-10-17 - 2011-10-27
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
写真
展覧会タグ:
トークイベント
写真
開催内容
写真家安世鴻の写真展
朝鮮半島のシャーマニズムは神と人がひとつになり遊ぶ空間だ。
人は自分よりも強い力を持つ神に、自身の幸福を叶えるため祈りを捧げる。このような宗教的過程が“クッ”であり、それを執り行う巫堂が神と交わりを通じ、人と神が出会う場所を“クッパン”と呼ぶ。
巫堂は歌や踊りをはじめとする儀式を通じて神たちと遊び、同時に人々も楽しませるのだ。
“クッパン”での遊びは人間と神の和合する空間であり、神へ祈る人々の願いを神が受け取る。
特に神は降臨によって人と疎通する。巫堂の魂を呼ぶ身振りは通常の人と異なる表情と強烈な行動で神と接触する。
写真家・安世鴻はこれを15年の歳月をかけ、写真へおさめた。