6歳から高校までの十年間を文化大革命の中で過ごす。1983年私費留学にて来日、翌1984年東京武蔵野美術大学油絵学科に入学、3年次に新設された版画科に移り、同大学版画科の第一期生となりリトグラフを学ぶ。この時期から作品の傾向は次第に抽象的に変貌。同時期に柳宗悦の民芸思想にも触れ、感銘を抱く。鈴木大拙の禅論などをきっかけに自国の古典文化を意識し始め、老荘思想の書物を繙く一方、日本と西洋の現代美術に関心を寄せる。1987年に小山敬三美術振興財団の奨学金を受け、第1期アジア美術留学生としてレジデンスに参加、山梨県白樺美術館で滞在制作(東京吉井画廊協賛)。1989年に日本政府文部科学省(当時文部省)の奨学金を受ける。1990年に武蔵野美術大学大学院版画コース修士課程を修了後、東京都東麻布にあった益田祐作主宰の版画工房MMGに入社。描版と刷りの仕事をしながら版画作品の発表を続ける。2003年に退社、作家活動に専念。2008、2010 年二度に渡り、益田祐作さんの斡旋でフランスの Atelier Rémy Bucciali にて銅版画制作。2016年に LOVEART- Summer Artists Residence Project にてイタリア 滞在制作。2023年に逝去 享年62歳
1993年以降横浜と上海を拠点に制作活動を重ね、多くのアートフェアに参加しつつ、国内外各地で個展を中心に作品発表を続ける。
最近見た展覧会はありません。
クリップした展覧会はありません。