1967年宮崎県に生まれ、武蔵野美術大学で油絵を学んだ後、表現手段の一つとして漫画を描き始めました。疾走感のある描線やオノマトペ、途切れることなく描かれる時の流れや独特なキャラクターが特徴となる横山の漫画は「ネオ漫画」と称され、『ニュー土木』、『トラベル』、『NIWA』、『ベビーブーム』、『世界地図の間(ま)』など多くの著書は日本、フランス、アメリカ、イタリア、スペイン、ロシアなどの国で翻訳、出版され人気を博しています。その他、高濃度蛍光色をふんだんに使用し 横山の鮮やかな色彩の原画を再現した『BABY BOOM FINAL』(Akio Nagasawa Publishing と共同制作)など、質の高い作品集も出版されています。また、2015年6月に888(ハチミツ)ブックスより大型マンガ作品集「ファッションと密室」を出版されました。
2010年に初の大規模個展「横山裕一 ネオ漫画の全記録:『わたしは時間を描いている』」(川崎市民ミュージアム)が開催された後、「あいちトリエンナーレ2013」やヨーロッパ3カ国の美術館を巡回するグループ展「ロジカル・エモーションー日本現代美術展」などに参加し、2014年には立て続けに、「YÛICHI YOKOYAMA : WANDERING THROUGH MAPS, UNE EXPLORATION A TRAVERS LES CARTES」(Pavillon Blanc・コロミエ・フランス)、「これがそれだがふれてみよ」(兵庫県立美術館)、「横山裕一×シュルレアリスム」(宮崎県立美術館)といった個展を行うなど、国内外での活躍に注目が集まりました。
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