私が作品を通して表現したいのは、人の持つあらゆる感情を肯定する、という事です。明るみに出せないような考えや、後ろめたい願望であっても、それを覆い隠すのではなく許容したいと思うのです。それはかつて私自身が強く望みながらも、与えられなかった赦しなのかも知れません。 しかし今、同時代を生きる人々が似通った虚無感を抱えていると感じるからこそ、私は絵を描いているのです。作品の鑑賞を通して、自己自身との対話のきっかけとなるような、抱えた矛盾や負を内包する助けとなるような作品になればと願っています。
5~20歳まで鹿児島で過ごす。高校時代に美術部に所属。
二輪整備士として6年ほど京都のバイクショップで働いた後に、美術系の専門学校に進学を決意。考えの違いなどから中途退学し、制作を続けながら現在に至る。
1983 愛知県に生まれ鹿児島で育つ
2000 赤塚学園造形美術専門学校 高等部 入学
2003 千葉県自動車整備専門学校 入学
2005 京都のバイクショップに就職、約6年間整備士の仕事に就く
2011 高澤学園創形美術学校 入学
2013 高澤学園創形美術学校中退
最近見た展覧会はありません。
クリップした展覧会はありません。