澄川喜一

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戦後において彫刻および公共造形の分野を牽引してきた彫刻家。島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)に生まれ、山口県立岩国工業高等学校在学中に美術を志す。東京藝術大学彫刻科で平櫛田中および菊池一雄に学び、具象彫刻から抽象彫刻、さらには新たな創作領域としての野外彫刻をはじめ、公共空間における造形の分野も切り拓いた。
1970年代後半より「そりのあるかたち」シリーズを展開。自然と対話し、日本の伝統と美意識に根ざしたその造形は、澄川芸術の真骨頂となる。東京藝術大学学長(1995年~2001年)をはじめ、教育者としても多大な業績を残すとともに、公共プロジェクトや文化行政にも貢献。文化功労者に顕彰され、1998年紫綬褒章、1999年紺綬褒章など授章。

Biography
1931(昭和6) O歳  島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)に生まれる。
1951(昭和26)20歳 山口県立岩国工業高等学校機械科卒業。
1952(昭和27)21歳 東京藝術大学彫刻科入学。平櫛田中、菊池一雄に塑像を学ぶ。
1958(昭和33)27歳 新制作展初出品。1959年、1960年に新作家賞受賞。

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1963(昭和38)32歳 新制作協会会員となる。
1967(昭和42)36歳 東京藝術大学彫刻科講師となる。
1968(昭和43)37歳 《MASK-AH》で宇部市野外彫刻美術館賞受賞。
1973(昭和48)42歳 春秋画廊(東京)にて初個展。
1978(昭和53)47歳 「そりのあるかたち」シリーズ発表。
1979(昭和54)48歳 《そりのあるかたち-1》で第8回平櫛田中賞受賞。
1981(昭和56)50歳 東京藝術大学彫刻科教授となる(1995年同学学長に就任)。
1993(平成5)62歳 タカシマヤ・ニューヨーク・ギャラリーで個展。
1997(平成9)66歳 東京湾アクアライン川崎人工島「風の塔」デザイン監修。
1998(平成10)67歳 紫綬褒章授章。翌年、紺綬褒章授章。
2001(平成13)69歳 東京藝術大学大学美術館にて退官記念展。
2003(平成15)72歳 恩賜賞・日本芸術院賞受賞。翌年日本芸術院会員に就任。
2006(平成18)75歳 東京スカイツリーのデザイン監修者に就任。
2008(平成20)77歳 文化功労者に顕彰。
2013(平成25)82歳 横浜文化賞、中国文化賞受賞。
2015(平成27)84歳 島根県立石見美術館で回顧展。
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