郷崎基(SATOSAKI Hajime)

プロフィール

1983 愛知県名古屋市生まれ
2002 麻布獣医大学 入学
2004 麻布獣医大学 退学
2016 独学で鉛筆画を描き始める
2020 独学にてデジタルアートを描き始める

[グループ展]
2023/9 Gallery hydrangea グループ企画展「生まれては 消えるもの」
2023/10 gallery artra 「届け光のアート展inいしかわ」
2023/10 サロンぬくもり 「とうめいな心展」
2024/2 DESIGN FESTA GALLERY cells illustration-vol.46-
2024/3 Gallery hydrangea グループ公募企画展「月夜の鳥」展
2024/5 B-Space 個展
2024/10 日本橋Art.jp WEB個展
2024/10 フランスパリ カルーゼル・デュ・ルーブル Salon art shopping Paris2024

自己紹介

たとえば私が一枚の絵を描くとき、
それは私の頭の中で一人ひっそりと繰り広げるたわいもない戯れ事が、
ひとひら、ひとひらと枝葉を伸ばし、
やがて私という人間に空洞を開けてふわりと飛んでいく風船を
がらんどうの夜空の星の透き間に見つけたということなのでしょう。

描くということは、かくもとりとめのない、
有象無象の人々に許された「空想する」という
戯びであると私は思うのです。


「こちらのお客様からです」
バーテンダーの声にふと我に返る。その手のひらが指しているのは、グラスの中に輝く美しいカクテルそのものだ。
訝しみながらじっと目を凝らし、思わず息を呑む。
グラスの中で佇んでいるのは、あれはまさか、俺じゃないのか。

幼かった俺は幻想のようなカクテルの煌めきの中で無邪気に遊んでいる。

なるほど。あの日の俺から、大人になった俺への一杯か。確かに、昔こんな色の空を見たような気もする。

期待と共にグラスに指を触れる。このカクテルはどんな夢に酔わせてくれるのだろう。


──あなたのための最高の一杯をどうぞ。

作品ジャンル
アート
タグ
絵画