(1930-1985)
パリ生まれの画家。十代から工場に勤めますが、その後ロマネスクの聖堂彫刻に憧れて石工となります。アーティストを志してリヨンの美術学校に入学し、パリヘ戻り画廊と契約するも、己に忠実であるために自らその契約を破棄。その後別の画廊とも契約しますが、国内外での度重なる展覧会のため、昼は画廊用の作品制作に追われ、夜は自らの世界にこもって「カルト」(手札大の油彩両)の制作に没頭しました。その生涯をとおして描かれたカルトは、およそ6000枚にものぼります。後にはこの画廊との契約も自ら解除してしまい、画家は亡くなるまで画材にも事欠くような困窮のなかで自らの芸術を追求し続けました。カルトのほかにも、グアッシュや油彩画、自宅のダルマストーブで焼かれたテラコッタ(素焼きの彫刻)など、その制作は多岐にわたります。
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