大嶋貴明

creator avotor 大嶋貴明 オオシマタカアキ
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複数の絵画空間はインスタレーションの中でシークエンスをなす。その連続は、一つの作品を、場合によっては複数の作品の重層の可能性に開いていく。このとき、展示空間の一望性がそれを保持する。対極なのは、線形に現われる連なりでもあり、不連続で脈絡が不明でもありえる頁の連なりである。そして、複数の書本の頁をシャッフルして展開した時、脈絡が断ち切られ変化する分岐点が否応も無く連続する。それは、予測可能で読み取り可能な単コードの世界とは、決定的に違う世界が読むことの不可能とともにあることだろうか。目的地と時間が決定されていない場合、道に迷うことは無い。

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プロフィール
1955 宮城県仙台市生まれ
1976 美術家として仙台を中心に活動開始
1995- 宮城県美術館教育普及部学芸員

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[近年の主な展覧会]
2008 個展 ギャラリー青城(仙台)
2015 「大嶋貴明個展 −絵画の身体へ−」(Gallery TURNAROUND、宮城)
2016 「大嶋貴明個展 ヒカリニハについて」(SARP 仙台アーティストランプレイス)
その他、個展14回、グループ展17回、舞台美術など31公演他
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