プロフィール:
2009.3 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2011.3 東京藝術大学修士課程修了
Exhibition
2011.1 第53回東京藝術大学卒業・修了作品展 東京藝術大学
2010.11 Tokyo void 墨田公園リバーサイドギャラリー
2010.10 アジアの影・陰・ネガ-伝統と現代- すみだリバーサイドホールギャラリー
2010.9 camaboco 東京造形大学
2010.9 NEO NEW WAVE Part1 Island
2010.7 いないいないGO! 相模原市民ギャラリー
2009.12 via art2009 シンワアートミュージアム
2009.10 サスティナブル・アートプロジェクト2009 閾-THRESHOLD EXHIBITION-旧坂本小学校
2009.7 克雪ダイナモアートプロジェクト
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭2009 旧仙田小学校
2009.4 交流展《記憶・状態》江西省師範大学美術学院美術館
2009.1 卒業制作展「半馬博物館」東京造形大学
2008.10 Continue Art Project 2008 東京展
2008.8 Continue Art Project 2008 アーティスト・イン・レジデンス新潟
2008.6 個展「半馬博物館」nodeギャラリー
2008.4 企画展「POP=」アートフロンティア
2007.1 グループ展「23.4」bumpodoギャラリー
受賞歴
2009.12 天明屋尚賞 via art2009 シンワアートミュージアム
2009.1 ZOKEI賞 卒業制作展「半馬博物館」東京造形大学
自己紹介:
私は「嘘」をテーマに作品を作っています。嘘は自己欺瞞と他者欺瞞という2種類に分けられます。この2つは綿密に関わっていて、人は自己欺瞞するために他者に嘘をついたり、反対に他者欺瞞するために自己に嘘をついたりするのです。私の制作は先ず嘘の文章をつくり、その文章をもとに作品をつくります。半馬博物館のシリーズでは実在しない生物にまつわるモノをつくり博物館のように解説文を添えて展示をします。観た人はあやしい展示だと思いつつもそこに含まれる人間の文化の面白みや謎の生物を通した人間が見えてきます(解説文を読むことによって)。それは私の作品の含みの部分であり、人を引き込むための装置です。私がつくる解説文の文章は完全な嘘ではなく本当のことと、嘘が混ぜられています。(完全な嘘ではあやしさが失われ人を引き込む魅力が減ってしまうように思います)現在を生きる私たちの周りにはあまりに多くの情報が溢れています。そしてそのほとんどは自分で真偽を確かめることのできないものばかりです。極論を言えば自分が何かを体験し、何かを感じるということすら誰かに用意されたものかもしれないのです。しかし人が生きていく以上何かを信じなくては気が狂ってしまうでしょう。そうなったときにはやはり自分自身という存在を信じるしかないのだと思います。私の作品に含まれる情報はとても胡散臭く信じるに値しません。しかしその情報の真偽を確かめることはできないのです。そして新聞やニュースで語られる言葉も同様に自分では真偽の判断は下せないのだと思います。(例えば9.11の首謀者はタリバンなのか、もしくはアメリカの自作自演なのか、という問題はジャーナリストではない私たちには判断の仕様がありません)私は作品を使って情報の撹乱をします。それによって私の作品を観た人の中に何か信じることのできるものが見つけられたらいいのだと思います。
作品ジャンル:
アート
タグ:
現代アート