1987 年大阪府に生まれる。2011 年ホリンズ大学教養学部映画コース修了。卒業制作《ノイズが言うには》でなら映画祭 Nara-wave 部門で観客賞を受賞。2013年、映画監督タル・ベーラが指揮する映画作家育成プログラム film.factory に参加し、2016 年に修了。2014 年度ポーラ美術振興財団在外研究員。ボスニア炭鉱を撮った長編第一作《鉱 ARAGANE》(2015)が山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門にて特別賞受賞。イメージと音を通して人間の記憶(声)「私たちはどこから来て、どこに向かっているのか」を探究する。《セノーテ》(2019)では、小田が水中撮影に挑み、マヤ文明の時代から現世と黄泉を結ぶと信じられ、雨乞いの儀式のために少女たちが生贄として捧げられてきた泉をめぐる歴史と記憶が交差していくさまを映し出し、第1回大島渚賞を受賞(審査委員長:坂本龍一、審査員:黒沢清、荒木啓子)。2020 年度芸術選奨新人賞受賞。
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