私は、ガラスの有機的な表情を利用して、生物の奇妙でグロテスクでさえある形態や生態を表現しています。作品のモチーフは、原生生物、菌類、植物、昆虫、また顕微鏡でしか見ることの出来ない世界です。そして、それらの要素を少しずつ集め、新しく構築することでオリジナルの生物を作っています。わたしがモチーフとする生き物達は、人間と比ベ原始的な生物です。それらの生き物は生きる力強さを感じさせてくれます。それらのかたちを留める為の標本に関心があり最近の作品シリーズでは標本を制作しています。
大阪で生まれ育ち、近畿大学にて四年間ガラスを学んだ後に東京芸大に進学しました。2016年修士課程を修了し現在は同大学院の後期博士課程にて研究しています。大学での研究と共に国内外で作品を展示し、Stanislav Libensky Award2016で大賞を受賞するなど、作家活動も積極的にしています。
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