水木しげる
プロフィール
1922年3月8日 - ) 日本の漫画家。
鳥取県境港市出身。東京都調布市在住。ペンネームは、紙芝居作家時代に、当時経営していたアパート「水木荘」から周りに名付けられた。
兵隊として戦争を体験したのち、終戦後より紙芝居、貸本漫画などを執筆。1964年に『ガロ』にて商業誌デビューし、妖怪を扱った作品により人気作家となる。代表作『ゲゲゲの鬼太郎』は5度TVアニメ化。2007年、『のんのんばあとオレ』によりフランス・アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀作品賞を受賞。また妖怪研究家として、世界妖怪協会会長、日本民俗学会会員、民族芸術学会評議委員などを歴任、調布市名誉市民にも選ばれている。水木しげる記念館は境港市にある。
[略年譜]
大正11年(1922年)3月8日 - 大阪府西成郡粉浜村(現在の大阪市住吉区)に武良亮一・琴江の二男として生まれる。
生後まもなく父の故郷である鳥取県西伯郡境町(現在の境港市入船町)に戻る。
本籍地は鳥取県西伯郡境町(現・境港市)
昭和2年(1927年) 祖父の代からまかない婦として武良家に出入りしていた景山ふさ(のんのんばあ)に可愛がられ、強い影響を受ける。
昭和12年(1937年)3月 - 境港小学校高等科卒業。大阪・谷町の「田辺版画社」という石版印刷所に入社するが、2ヶ月で解雇になる。叔父のツテで、大阪・寺田町にある「小村版画社」に入社するが、これもすぐに解雇になる。
昭和13年(1938年) 精華美術学院に入学。
昭和14年(1939年) 大阪府立園芸学校を受験(定員50名受験者51名)するが水木1人だけ不合格。松下電器守口工場に職工として就職するが、わずか2日で解雇される[7]。その後、JR福知山線塚口駅前の新聞販売店に住み込みで新聞配達の仕事を始める。
昭和15年(1940年) 新聞配達で働きながら日本鉱業学校採掘科に合格し入学するが、半年で退学する。
昭和16年(1941年) 日本大学付属大阪夜間中学(現・大阪学園大阪高等学校)に入学。
昭和18年(1943年) 夜間中学3年の春召集令状来る。ラバウルへ出征。
昭和19年(1944年) 爆撃により左腕を失う。ニューギニアの病院で療養し、現地人のトライ族(水木いわく「土人」)たちと仲良くなる。
昭和20年(1945年) 敗戦。水木は現地人たちと仲良くなっていたため、「現地除隊」を申し出るが、説得され断念する。
昭和21年(1946年) 3月 - 復員。横須賀浦賀に駆逐艦雪風で上陸。
昭和23年(1948年) 武蔵野美術学校に入学。輪タク業を営む。
昭和25年(1950年) 神戸で、のちにペンネームとなる「水木荘」というアパートの経営者になる。
昭和26年(1951年) アパートの住人のつてで、紙芝居画家となる。
昭和28年(1953年) アパートの経営もうまくいかず、売り払い西宮に二階屋を買って引っ越す。BC級戦犯で巣鴨プリズンに拘留されていた兄・宗平が出所したので同居する。
昭和32年(1957年) 単身上京し、亀戸に下宿する。貸本漫画の処女作となる『ロケットマン』を2ヶ月かけて12月4日に完成させる。
昭和33年(1958年) 2月 - デビュー作『ロケットマン』を兎月書房から刊行。
昭和34年(1959年) 調布に家を購入。
昭和35年(1960年) 『少年戦記』の売れ行きが上々ゆえに兎月書房から水木が新たに責任編集したSF専門誌宇宙少年と怪奇専門誌『妖奇伝』が新創刊された。前者には『ベビーZ水人間現る』を後者には鬼太郎の誕生編を描いた第一話『幽霊一家』第二話『幽霊一家・墓場鬼太郎』を発表。
昭和36年(1961年) 兎月書房より、『河童の三平』を刊行開始。40歳になる独身の水木を心配した両親が縁談の話を持ってくる。島根県能義郡大塚村(現在の島根県安来市)出身の布枝夫人とお見合いで結婚。
昭和39年(1964年) 東考社より、『悪魔くん』刊行。『ガロ』で雑誌デビュー。
昭和40年(1965年) 講談社の『別冊少年マガジン』でメジャー出版社デビュー。それまでの、大人向けの怪奇な画風から、子供向けの画風にするのに苦労したという。
昭和41年(1966年) 講談社児童漫画賞受賞。44歳にしてようやく、売れっ子漫画家になる。プロダクション制をとり調布の自宅を水木プロとする。
10月 - 『悪魔くん』が実写でテレビドラマ化。最初の放送は、実家の両親も上京して一緒に正座してテレビを鑑賞し、感激して番組終了後は拍手をしたという。
昭和43年(1968年) 『墓場の鬼太郎』を当時の東映テレビ部長であった渡邊亮徳(元東映副社長)等のアドバイスにより『ゲゲゲの鬼太郎』と改名することで、スポンサーが了解して、テレビアニメ放映開始。この時も、初回放送は一家で正座して鑑賞し、終了後拍手をしたという。以降、何度もリメイクを繰り返す長寿シリーズとなる。この辺りのエピソードは、布枝夫人の著書『ゲゲゲの女房』に書かれている。
昭和46年(1971年) 『ゲゲゲの鬼太郎』が二度目のアニメ化。また、偶然再会した元上官の宮軍曹や戦友の石橋と3人で、26年ぶりにパプアニューギニアを訪れ、現地人たちと再会する。以降、何度もニューギニアを訪れ、「ニューギニアに移住したい」と言うまでに惚れ込む。
昭和60年(1985年) 『ゲゲゲの鬼太郎』が三度目のアニメ化。
平成元年(1989年) 『悪魔くん』がアニメ化。
平成2年(1990年) 画業生活40周年。『水木しげる画業四〇周年』(籠目舎)が刊行される。
平成3年(1991年) NHKテレビでドラマ『のんのんばあとオレ』が放送される。翌年には続編が放送。
平成4年(1992年) 『カラー版 妖怪画談』を岩波新書から刊行。
平成5年(1993年) 宮田雪の案内で、ホピ族等のアメリカ・インディアンを探訪。この頃以降、「世界の妖怪」を求めて、毎年自費で海外の奥地を「冒険旅行」するようになる。
平成6年(1994年) 「水木しげるの妖怪道五十三次 妖怪と遊ぼう」展が開催される、以降、各地を巡回。
平成7年(1995年) 世界妖怪協会を設立して会長となる。会員は、荒俣宏、京極夏彦、多田克己ら。また、「第6回東京平和の日平和展」の催しとして、「平和への祈り-水木しげる戦争体験絵画展」を開催。
平成8年(1996年) 『ゲゲゲの鬼太郎』が四度目のアニメ化。生まれ故郷、鳥取県境港市に「水木しげるロード」が敷設される。
8月、境港市において、世界妖怪協会主催の「世界妖怪会議」が開催される。以降、毎年夏に行われるようになる。
平成9年(1997年) 世界妖怪協会公認の妖怪マガジン『怪』が角川書店から刊行開始。
平成12年(2000年) 画業生活50周年を記念して、1,600枚の妖怪画の原画集『水木しげる妖怪原画集 妖鬼化(ムジャラ)完全版』を刊行。
平成15年(2003年) 境港市に「水木しげる記念館」開館。
平成17年(2005年) 同年11月から翌年にかけて、荒俣宏・京極夏彦プロデュースにより、「大(Oh!)水木しげる展 なまけものになりなさい」が開催される。
平成18年(2006年) テレビ・ドキュメンタリーのため、荒俣宏とパプアニューギニア・セピック河へ。
平成19年(2007年) 『ゲゲゲの鬼太郎』が五度目のアニメ化。
『怪』の姉妹誌『コミック怪』が刊行され、1976年に『月刊少年ジャンプ』に掲載された幻の作品『復活! 悪魔くん』を『鬼太郎対悪魔くん』と改題して収録。
松竹によって『ゲゲゲの鬼太郎』が初の実写映画化。
平成20年(2008年) アニメ版鬼太郎生誕40周年。それを記念して『墓場鬼太郎』が初のアニメ化。また、「水木しげるの妖怪道五十三次 妖怪と遊ぼう」展がアメリカ・ワシントンDCにて開催。次女 悦子の著書『お父ちゃんと私―父・水木しげるとのゲゲゲな日常』出版。
実写映画版2作目となる『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(松竹)が公開。
平成22年(2010年) 妻の布枝の著書『ゲゲゲの女房』がドラマ化および映画化。
[別名義]
東眞一郎
関谷すすむ
米替富夫
武良茂
堀田弘
竹取いさむ
むらもてつ
[受賞]
1965年 『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞
1989年 『昭和史』で第13回講談社漫画賞
1991年 NHK鳥取放送局製作『のんのんばあとオレ』で平成3年度文化庁芸術作品賞
紫綬褒章 - 南方熊楠が昭和天皇に「ご進講」をした際と同じ、「モーニングとシルクハット」姿で授賞式に臨んだ。
1996年 第25回日本漫画家協会賞
1998年 星雲賞アート部門
2003年 第7回手塚治虫文化賞特別賞
旭日小綬章
2005年 織部賞グランプリ
2007年 『Non Non Bâ』(『のんのんばあとオレ』仏訳)で第34回アングレーム国際バンド・デシネ・フェスティバル オフィシャル2007 BEST COMIC BOOK 最優秀コミック賞。日本人が同賞を受賞するのは初。
2008年度 朝日賞受賞
2010年 文化功労者
[主な作品・漫画]
代表作:
ゲゲゲの鬼太郎
河童の三平
悪魔くん
貸本劇画:
ロケットマン
戦場の誓い
墓をほる男
地底の足音
火星年代記
花の流れ星
ゴマスリ二等兵
地獄
連載漫画:
サラリーマン死神
劇画ヒットラー
星をつかみそこねる男
縄文少年ヨギ
沖田総司
猫楠
妖怪博士の朝食
東西奇ッ怪紳士録
木槌の誘い
神秘家列伝
水木しげるの遠野物語
長編描き下ろし漫画
総員玉砕せよ!
コミック昭和史
のんのんばあとオレ
短編漫画
不老不死の術
勲章
錬金術
不思議な手帖
[主な作品・著作]
ねぼけ人生
のんのんばあとオレ
ほんまにオレはアホやろか
水木しげるのラバウル戦記
妖怪なんでも入門
水木しげるの妖怪事典
水木しげるの続・妖怪事典
水木しげるの世界妖怪事典
水木しげるのあの世の事典
水木しげるの中国妖怪事典
水木しげるの続・世界妖怪事典
日本妖怪大全
水木サンの幸福論 ―妖怪漫画家の回想―
水木しげる伝
娘に語るお父さんの戦記
水木しげるのんのん人生~ぼくはこうして生きてきた~
(出典元:wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%9C%A8%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B
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- アート
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- 漫画・アニメーション