1998年より、少年や青年を中心とした絵画制作を始める。東京、大阪、ロンドン、メルボルン等で、個展の開催やグループ展への参加を通して、精力的に作品の発表を続けている。甲によって描かれる少年や青年の瑞々しさ、あるいは、その傍らに佇む小動物や昆虫たちの生命を見事に表現する耽美な世界観は、常に多くのファンを魅了してやまない。人形作家としても注目され、2004年の個展「生人形展 -Hitogata-」以来、立体のみならず、付属品に至るまで、リアリズムに徹した作品が、国内外で好評を博している。さらに、舞台やギャラリーイベントでは、役者たちへのボディペイントを手掛けるなど、多彩な活躍も見せている。 近著に『甲秀樹 作品集 ~青い旋律』(2016年)、『甲秀樹 人体デッサン ポーズ集』(2017年)、『甲秀樹 人体デッサン ポーズ集2』(2018年)がある。
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