栗原一成

creator avotor 栗原一成 クリハライッセイ
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現在、多摩美術大学大学 准教授として教壇に立ち次世代の作家を育成する。これまで「両義性」を主なテーマに絵画作品を発表。国内外で展覧会を開催し活躍を続ける。それら絵画作品は一目見ただけで判断が難しい蠢く色鮮やかなイメージの数々が画面上を彷徨い覆い描かれている。時間の経過と共に、そこには風景が浮かび上がり、確かに山があり森があり川があり光が溶け込み浮遊し、表現を提示する側と鑑賞をする側という立場の境界線が揺らぐ瞬間が生み出される。美術作家自身の表現として確立したモダニズムからポストモダン、そしてオルターモダンへと西洋美術史のなかで更新され続けている西洋芸術の新しい価値感を、栗原は改めて東洋的・日本的視点から再考することにより、その絵画作品は現在も止まる事なく進化を続けている。現代絵画の新たなコンセプトを提示し、そこに存在している「芸術表現」がどう膨らみ進んでいくのか鑑賞者の知的好奇心を刺激し思考を喚起する。また、今展との会期も重るKomagome1-14 CAS及びギャラリアンアスカヤマでの個展開催(9月~10月)を控えております。今暫くお待ち下さいませ。

開催中
 
これから開催
 
プロフィール
1967 神奈川県横浜市生まれ
1995 多摩美術大学大学院美術研究科 修了
2005 Gallery Stump Kamakura 共同で設立
2011 ゲルオルタナ Alternative Space Gel l設立

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現在 多摩美術大学絵画学科油画専攻 准教授

[主な個展]
2000 ギャラリー手、東京(ツカム雨)キュレーター・テキスト/堀浩哉
2001 セゾンアートプログラム・ギャラリー、東京(第2回美術家助成プログラム受賞記念展)
2001 ベイスギャラリー、東京
2003 「無刀、因果風景」東京画廊+BTAP(東京)
2003 「栗原一成個展」ベイスギャラリー(東京)
2008 「盲視/Blindsight」東京画廊+BTAP(東京)
2011 「この雨は水ですか」東京画廊+BTAP(東京)
2012 ゲルオルタナ、東京(カフェ栗原一成)
2013 「あの影にはかたよりがありません」GALLERYAN ASUKAYAMA(東京)
2017 「スナック栗原一成」巣鴨小さなカウンター(東京)

[主なグループ展]
2001 「小林康夫によるセゾン現代美術館コレクション展-筆触のポリティクス」セゾン現代美術館、軽井沢(長野)
2001 「第2回セゾン美術家助成プログラム受賞記念展」セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京)
2001 「かたちを求めてー11人の日本人作家」釜山市立美術館(韓国)
2002 「第17回平行芸術展 桜の花は匂わないか?」エスパスOHARA(東京)
2006 「キミ・ボクはいない~晴れはれ」Gallery Stump Kamakura、鎌倉
2007 「SKIP!」Gallery Stump Kamakura、鎌倉
2007 「BTAP-Works in Progress」東京画廊+BTAP、北京
2007 「Art@Agnes」 アグネスホテル、東京
2008 「里程碑 Milestones」東京画廊+BTAP、北京
2010 「Contemporary Art of China and Japan」釜山市立美術館(韓国)
2011 「りょうたといっせいとたけと/ドローイング展」ゲルオルタナ、東京
2012 「460人展」名古屋市民ギャラリー矢田、愛知
2015 「新・朦朧主義展 第三回」東京画廊+BTAP(北京)
2019 「こわしながらつくられている つくりながらこわされている」STUDIO ISSEI/​ゲルオルタナ(東京)

[ディレクション]
2011 「未視感ハミング / 岡田裕子 原良介 松原荘志郎」,ゲルオルタナ

[賞歴]
2001 第2回セゾン美術家助成プログラム受賞
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