Jean Cocteau

creator avotor Jean Cocteau ジャン・コクトー
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プロフィール
1889 フランスのパリ近郊の小さな町で生まれる
1898 父ジョルジュがピストル自殺
   中学校時代には、図工の成績が良かった。同級生のピエール・ダルジュロスは小説『恐るべき子供たち』のダルジュロスのモデルとも言われる。高校生時代は、マルセル・プルーストらと出会うなど  文学に没頭するが、大学受験に失敗し、進学を断念する。
1909 自費で最初の詩集『アラディンのランプ』を発表する

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   ニジンスキーに出会うなど、バレエ関連の人脈も増える。ここから広がるバレエ人脈の中でも、ディアギレフのバレエ団バレエ・リュスを通じて、ココ・シャネルをはじめ多くの人と出会うこととなる。
1911 ストラヴィンスキーにも出会う
1915 モディリアーニをはじめとするモンパルナスの画家との交流が始まる
1915 サティやピカソとも出会っている
1916/8/12 モンパルナスのカフェ「ラ・ロトンド」にピカソとそのガールフレンドのモデル、モイズ・キスリング、マックス・ジャコブ、モディリアーニ、マヌエル・オルティス・デ・ザラテ、アンリ=ピエール・ロシェ、マリー・ヴァシリエフ、美術評論家アンドレ・サルモンらと一堂に会し、この時にコクトーが撮った彼らの写真は著名である
1917 前年からピカソ、サティらと手がけたバレエ『パラード』初演
1918 後に六人組と呼ばれる作曲家を集めたコンサートを開く
1920 一時は興味も覚えていたダダに反対の立場を鮮明にする
1920 プーランクらとジャズ演奏会なども開いている。早熟の天才ラディゲと仕事を共にしていたが、1923年の彼の早すぎる死は、コクトーを悲嘆に暮れさせ、その後10年に渡り阿片に溺れる事になる。
1926 シュルレアリスト達と激しく対立する
1929 阿片の療養の中で小説『恐るべき子供たち』を執筆
1930 ド・ノアイユ子爵の資金で『詩人の血』を初監督
1934 演劇『地獄の機械』を初演
1936 日本を訪れ、相撲と歌舞伎に感心し、相撲を「バランスの芸術」と呼び、六代目尾上菊五郎に会って握手したが、その際、白粉が剥げないように気を遣ったため菊五郎を感心させている。この時観た鏡獅子が、後の『美女と野獣』のメイクに影響したという説もある。日本に来て最初に衝撃を受けたのは、石けりをしている少女が地面にチョークで描いた円で、子供がこれほど正確で幾何学的な線を描く国は他にはない、と驚きを述べている。
1940 エディット・ピアフのための演劇『Le Bel Indifferent』
1945 代表的映画作品『美女と野獣』を監督
1955 アカデミー・フランセーズ、ベルギー王立アカデミーの会員に選出
1960 アンドレ・ブルトンの反対を受けながらも「詩人の王」に選ばれる
1963/10/11 歌手のエディット・ピアフが癌により死去 彼女のファンであり親友でもあったコクトーはそれを知って多大なショックを受け、その日の夜就寝中に心臓発作を起こし急死。あたかもピアフを追いかけるように亡くなってしまった。二人とも没年月日は同じである。

[主に関係した映画]
1932 「詩人の血 / Le Sang d'un poète」監督・脚本
1943 「悲恋 / L'éternel retour」原作・脚本
1944 「ブローニュの森の貴婦人たち / Les dames du Bois de Boulogne」台詞
1946 「美女と野獣 / La Belle et la bête」監督・脚本
1948 「ルイ・ブラス」Ruy Blas / 脚本(ヴィクトル・ユゴー原作)
1948 「アモーレ」L'amore / 原作
1948 「双頭の鷲(英語版)」L'Aigle à Deux Têtes / 監督・脚本・原作
1948 「恐るべき親達」Les Parents terribles / 監督・脚本・原作
1950 「オルフェ / Orphée」監督・脚本・原作
1950 「恐るべき子供たち / Les Enfants Terribles」原作・脚本
1952 「サント・ソスピール荘 / La Villa Santo-Sospir」監督
1960 「オルフェの遺言 ―私に何故と問い給うな― / Le testament d'Orphée, ou ne me demandez pas pourquoi!」監督・脚本・出演
1995 「美女と野獣」(釜山健訳、創元ライブラリ文庫:東京創元社-シナリオ)

[主な出版/小説]
1919 「ポトマック / Le Potomak」澁澤龍彦訳、2000年2月、河出文庫
1923 「大胯びらき / Le Grand Écart」澁澤龍彦訳、2003年7月、河出文庫
1923 「山師トマ / Thomas l'Imposteur」河盛好蔵訳、1955年7月、角川文庫
1928 「白書 / Le Livre Blanc」山上昌子訳、1994年5月、求龍堂
1929 「恐るべき子供たち / Les Enfants Terribles」東郷青児訳 1953年3月 角川文庫
1940 「ポトマックの最後 / La Fin du Potomak」河出文庫版『ポトマック』に併収
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