故郷の横須賀で見慣れた街並みや建物を撮影し、写真家としてのキャリアをスタートさせる。
石内にとって、自宅の暗室で試行錯誤しながら独学で学んだ銀塩プリントの制作のプロセスは、非常に重要な意味を持つ。この時期の粗い粒子のモノクロームの作風は、森山大道が好んだアレブレボケの作風と比較されています。この独特の美意識は、師である東松照明からも高く評価され、日本はもとより、ロンドンのテート・モダン、ニューヨークの国際写真センター・近代美術館など、世界各地で数々の展覧会が開催されています。ロサンゼルスのJ.ポールゲティ美術館や横浜美術館などで個展を開催し、素材を記録し続けている。
初期三部作「絶唱、横須賀ストーリー」「APARTMENT」「連夜の街」で街の空気、気配、記憶を捉え、同 い歳生まれの女性の手と足をクローズアップした「1・9・ 4・7」以後身体にのこる傷跡シリーズを撮り続ける。
木村伊兵衛写真賞、第50回毎日芸術賞、ハッセルブラッド賞など受賞歴多数。
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