石本泰博

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プロフィール
1921年 アメリカ、サンフランシスコに生まれる。
1924年 両親と共に高知県に帰国。
1939年 高知県立農業高校(現 高知県立農業高等学校)を卒業後、単身渡米。
1942年 コロラド州の日系人収容所、アマチ・キャンプに収容される。

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1948年 シカゴのインスティチュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス、後にイリノイ工科大学に編入)に入学。ハリー・キャラハン、アーロン・シスキンドに会う。
1953年 来日。ニューヨーク近代美術館での日本建築展開催の準備のため来日したアーサー・ドレクサーと共に歴史的日本建築を視察し、桂離宮撮影の一部を始める。
1954年5月 1ヶ月間桂離宮撮影を行う。桑沢デザイン研究所(東京)の開校に伴い、講師として基礎デザイン、写真を教える。東京の街の撮影も始める。
1958年 渡米。
1961年 帰国、藤沢に住む。
1962年 東京綜合写真専門学校の教授に就任。東京の街の撮影や能登の「御陣乗太鼓」など撮影。
1963年 「東京の顔」を「カメラ毎日」に連載。
1964年 ニューヨーク世界博覧会日本館(建築・前田国男、構成・亀倉雄策)で日本の産業をテーマにした、写真壁画を制作。
1965年 「カメラ毎日」の表紙を1年間連載。東松照明氏、長野重一氏との「共同制作シリーズ」も掲載。
1966年 東京造形大学の写真科主任教授になる。
1968年 東京綜合写真専門学校を退任。
1969年 日本国籍を取得。以後、日本を拠点として活動する。
1971年 桑沢デザイン研究所を退任。
1972年 東京造形大学を退任。
1973年 京都・教王護国寺(東寺)で、国宝・伝真言院両界曼陀羅を撮影。前後しての何年か、雑誌「太陽」のための取材をたびたび行う。
1975年 中近東のイスラム建築とその文様を中心に取材。
1980年 平櫛田中の作品の撮影。
1981年 琵琶湖(湖北・湖東)の十一面観音(国宝・重文)の撮影。
1987年 花の撮影。
以後、東京を中心に、街の人々、枯葉、水(川面)、雪の足跡、捨てられた空き缶など、変わりゆき、とどまることのない、"もののすがた"を追って現在にいたる。多重露出の撮影も続ける。

[写真集・書籍]
1958年 「ある日ある所」(芸美出版社)
1960年 「桂・日本建築における伝統と創造」丹下健三、ワルター・グロピウス氏との共著(日本語版・造形社―英語版・イエール大学)
1969年 「シカゴ、シカゴ」(美術出版社)
1970年 「都市」(<映像の現代8>、中央公論社)、「桂・日本建築における伝統と創造」改訂版(日本語版・中央公論社―英語版・イエール大学)
1977年 「伝真言院両界曼陀羅」(平凡社)
1980年 「イスラム 空間と文様」(駸々堂出版)、「[彫]平櫛田中の世界」(山陽新聞社)
1982年 「湖国の十一面観音」(岩波書店)
1983年 「シカゴ、シカゴその2」(キャノンクラブ・キャノン販売/リブロポート)
1984年 「色とことば」石元滋と共著(私家版)
1988年 「HANA」(求龍堂)、「京の手のわざ」(學藝書林)
1995年 「伊勢神宮」(岩波書店)
他に、「紅と藍」文・真壁仁、写真・石元泰博(平凡社カラー新書)、「出雲の神々」文・谷川健一、写真・石元泰博(平凡社)など。

[主な作品展]
1954年 タケミヤ画廊(東京)
1960年 シカゴ美術館(シカゴ)
1961年 ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)
1962年 「石元泰博写真展シカゴ、シカゴ」日本橋・白木屋(東京)
1977年 「石元泰博写真 曼荼羅展」西武美術館(東京)、西武百貨店大津ホール(滋賀)、ヨーロッパ各国を巡回
1978年 「石元泰博写真 曼荼羅展」国立国際美術館(大阪)
1979年 ギャラリー・アイハート(東京)
1980年 「クロード・モネ"睡蓮"展」国立国際美術館(大阪)
1981年 「湖国の十一面観音」西武百貨店大津ホール(滋賀)、西武美術館(船橋)他
1982年 「シカゴ、シカゴ」フォト・ギャラリー・インターナショナル以下P.G.I..(東京)/「ある日ある所」P.G.I..(東京)/「とんできた色紙」フォトギャラリー・ワイド(東京)
1983年 「シカゴ、シカゴ�」P.G.I..(東京)/「山の手線・29」P.G.I..(東京)/「桂離宮」西武百貨店大津ホール(滋賀)、西武美術館(船橋)他
1985年 「とんできた色紙 �」フォトギャラリー・ワイド(東京)
1986年 「街・人・かたち」P.G.I..(東京)/「シカゴ、シカゴ1942―1982」近鉄百貨店(大阪)
1988年 「HANA」P.G.I..(東京)
1989年 「KATSURA」P.G.I..(東京)/「石元泰博写真展 その感性と視角1948-1989」(~1990)西武百貨店大津ホール(滋賀)有楽町アート・フォーラム(東京)
1992年 「落ち葉と空き缶」P.G.I..(東京)
1994年 「石元泰博:桂と近作」アルル国際写真フェスティバル(アルル)
1995年 「雲、紙、雪のあしあと」P.G.I..(東京)/「伊勢神宮」P.G.I..(東京)
1996年 「石元泰博―現在の記憶」東京国立近代美術館フィルムセンター(東京)/「石元泰博 山の手線・29」P.G.I..(東京)/「色と遊ぶ」P.G.I..(東京)
1997年 「Chicago Years シカゴ時代」P.G.I..(東京)/「Yasuhiro Ishimoto: The Cicago Years」ローレンス・ミラー・ギャラリー(ニューヨーク)/「石元泰博作品展―桂離宮」キャノンワンダーミュージアム(幕張)/「石元泰博写真展 モネ・睡蓮」ミツムラ・アート・プラザ(東京)
1998年 「水と人のながれ」P.G.I..(東京)/「KATSURA」P.G.I..芝浦(東京)/「石元泰博展―シカゴ、東京」東京都写真美術館(東京)/「Ise」シカゴ美術館(シカゴ)/「Yasuhiro Ishimoto」ギャルリ・カメラ・オブスキュラ(パリ)
1999年 「Yasuhiro Ishimoto」ヘルテン国際写真フェスティバル‘90(ヘルテン)/「Yasuhiro Ishimoto: A Tale of Two Cities」シカゴ美術館(シカゴ)/「石元泰博写真展―伝真言曼荼羅」国立国際美術館(大阪)
2000年 「Yasuhiro Ishimoto: Photographs 1950―1995」イマジェリ(ラニヨン)/「Yasuhiro Ishimoto Photographs : Traces of Memory」クリーブランド美術館(クリーブランド)
2001年 「石元泰博 写真展1946―2001」高知県立美術館(高知)
2002年 「Yasuhiro Ishimoto selected works」ステファン・デイターギャラリー(シカゴ)
2003年 「Yasuhiro Ishimoto: Katsura Villa」ローレンス・ミラー・ギャラリー(ニューヨーク)/「Yasuhiro Ishimoto」ギャルリ ドゥ テアトル(ギャップ)/「桂離宮」「街かど 2002―2003」P.G.I..(東京)
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