僕は「うつわ」を創る。
象徴としての「うつわ」。
「うつわ」とは「とどめる」ということ。
僕は天の下に生まれ、生きている。そして死に、煙になり、天になる。
天とは何だろうか。
僕を、僕たらしめてくれる「過去」でありその僕が生きる「今」。
僕は天の中にとどまり、僕の中にも天はとどまる。
「うつわ」を創る、ということは
僕の視線が捉えているそのことを 可視、可触化することであり
つまり自画像を描くということになるのだろう。
今年になって、平面の「うつわ」も作るようになった。
理由は何かとあるのだが、
やってみて単純に驚いたことは、
平面と立体の差異は特になかったということだ。
陶芸を出自とし「土と焼き」を意識していたが、
何のことはない、
僕の精神のようなものが、
思っていたよりもっとシンプルであったことには救われている。
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