一原有徳

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一原 有徳（いちはら ありのり、1910年8月23日 - 2010年10月1日[1]）は、北海道小樽市に居住していた版画家。モノタイプ手法を用いた特異な作風で、国際的にも名高い。また、俳人・登山家としても有名。
経歴[編集]

1910　徳島県那賀郡平島村(現阿南市）に生まれる。
1913　北海道虻田郡真狩村に移住。
1923　北海道通信社入社に伴い、小樽市に移住。
1927　小樽高等実修商科学校(夜間)に約五年間修学。1927年郵政省小樽貯金支局に事務員として入局し、以後43年間勤務。1928年頃から俳句の制作を始める。
1944　札幌市月寒の大砲隊小隊に入隊。
1951　この頃から油絵を始め、後に版画に転じる。
1960　土方定一の知遇を得て、その推薦で東京画廊個展でデビュー。
1970　郵政省小樽地方貯金局を定年退職。以後創作に専念。文芸同人誌「楡」に発表した小説『乙部岳』が太宰治賞候補となる。
1979　北海道現代美術展優秀賞受賞。
1980　小樽市教育文化功労賞受賞。
1988　神奈川県立近代美術館(別館)で、回顧展「現代版画の鬼才 一原有徳の世界」を開催。
1990　北海道文化賞受賞。
1998　徳島県立近代美術館・北海道立近代美術館で、回顧展「一原有徳・版の世界」を開催。
2010年10月1日、老衰のため小樽市内の病院で死去。100歳没[1]。
2011　小樽美術館に一原有徳記念ホールがオープンする。

出典Wikipedia　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%8E%9F%E6%9C%89%E5%BE%B3

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