旧東ドイツで生まれ育ったコーネーリア・トムセンは、当時の政府が推奨していた社会主義リアリストの作品や、育った土地の古城で見たバロック絵画、絵付師として働いていたマイセン窯の美意識に大きな影響を受けました。1989年のドイツの再統一で東西の行き来が可能になったことで、彼女は芸術への思いを強くし、画家を志すようになりました。そしてマイセン窯を退職してダルムシュタットのThe Pohle-Stiehl Art Schoolに進学し、その後オッフェンバックのThe University of Art and Designに学び、現在、ニューヨークを拠点とし、アメリカ国内やヨーロッパなどで個展を開き作品を発表しています。
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