ガラス素材をメインに、ポップな色使いの作品や、廃材を再利用した立体・インスタレーション作品を発表。最新シリーズでは「熱」をテーマに自然の力でできあがる形を生み出している。「人為を超えた形態の保存と全ての始まりの解放」をコンセプトに制作された作品から、鑑賞者は自然・事物・生命に対する根源的な探求を迫られる。
現在は東京藝術大学大学院博士後期課程を修了し、同大学院ガラス造形研究室に教育研究助手として在籍。ガラス素材をメインに立体造形・インスタレーション作品を発表し次世代を担う美術家としての存在感を示しています。 2014年、 展覧会 galleryAnproject - “Leap Before You Look” に出品した最新シリーズでは、技術的には困難であるガラスで異素材を包み込み内包させる作品を制作。“熱”や“人為を超えた形態の保存と全ての始まりの解放”をキーワードに、制作過程で偶然性を取り入れた抽象的な立体作品を主体にして、視覚効果を断片的である作品単体から空間全体に関連性を拡げるインスタレーションとしても展開し表現手法の幅を拡げています。今展では建物内部の容積約30㎥と同容量分のビニール素材を用い熱による圧縮で制作した立体作品を発表いたします。その作品から鑑賞者は自然・事物・生命に対する根源的な探求を迫られます。また、今展との会期が重るギャラリアンアスカヤマでの個展開催(5月~6月)も控えております。この機会に合わせてご高覧下さいませ。
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