「自分の仕事をしなさい。」との言葉を受け、美濃古染付を確立した父・禮三の元から独立して早十数年。
美濃の土を使い創意工夫を凝らし染付の仕事を磨く日々でしたが、齢六十、華甲のとしをきっかけに封印していた色鉛筆を手に取っ手、和洋時代の枠を飛び越えて、何処にも存在しなかったはずなのに、何処か懐かしい趣を纏った、新鮮なモノづくりを始めました。
言うなればオーパーツ・サイケデリックに時空を飛び越えた職人技。
染付と色柄によるジキルとハイド。
あたかもずっとそこにあったが如く暮らしや茶席にすっと馴染むのに、眺めて手にしてみると新しい。
そんなモノづくりを目指し、作陶に励んでおります。
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