1886-1932
兵庫県朝来郡生野町に生まれる。17歳のとき洋画家高木背水の画生になり擦筆画を学び、肖像画制作の助手を務めた。明治37年東京美術学校西洋画科に入学、岡田三郎助、黒田清輝らに学ぶ。在学中、東京府主催勧業博覧会で「老坑夫」が二等賞を受賞。その後も白馬会展、文展などでたびたび入選した。大正3年から11年まで、欧州各地を放浪。ルノアール、セザンヌらの作品に強い影響を受け、多くの模写を残した。帰国後、大正15年の第7回帝展に500号の大作「高原」を発表。特選、帝国美術院賞を受けた。その後も次々と大作を発表、帝展審査員もつとめた。堅実な写生をもとに数々の装飾的大画面作品をてがけた。
出典 姫路市立美術館 デジタルミュージアム
http://www.city.himeji.lg.jp/art/digital_museum/kyodo/yukari/aoyama/
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