安部典子

creator avotor 安部典子 アンベノリコ
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1967年埼玉県生まれ、埼玉県深谷市在住。1990年武蔵野美術大学油絵学科卒業。
2004年から15年間ニューヨークにて活動。1999年より「Linear-Actions」と題した手作業でカットした数千枚の紙を重ね、一枚一枚の紙の高低差を生かして立体的な地層を生み出 し、自然と人間と時間の関わりを具現化する「カッティングプロジェクト」を開始。また 本や新聞といった既存のメディアにカッターの刃を入れ、独特の解釈を交えながら表現し ていく「Book Cuttings」というシリーズで知られる。2017年より教科書やノートブックを 使った「濾過され(ない)内省」という小、中学生とのワークショップを日本、シンガポー ル、中国で実施。以来継続して取り組んでいる。主な展覧会に「層–Layering Void」(AOA:87ギャラリー、ベルリン、2024)、「In the Room-横顔のエロシェンコ-」(中村屋サロン美術館、2022)、「PAPER:かみと現代美 術」(熊本市現代美術館、2022)、「影と共時性」(MAHO KUBOTA GALLERY、 2020)、吉岡徳仁ディレクション「セカンドネイチャー」(21_21DESIGN SIGHT、2008) などがある。また、主な受賞にAICA—USA(国際美術評論家連盟全米支部)展覧会アワー ド2011(個展「キル-Artist Books 2009−2010」)、日産アートアワード2013(ファイナ リスト)がある。

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