10代~20歳までに日本各地を放浪し、和歌山県に最も長く滞在。
高野山付近で修行しながら現在の制作の基盤となるものを心に宿した。
[ステートメント]
細密胞子骨格表現、略して”細胞“画家。独学で幼少期画家の祖父から指導され描き始める。迫動を発起するような画面。美と醜の陰陽一体。血の湧き咆哮している作品づくりを志す。題材には民俗土着史を縦横無尽に考察し、幾重にも織り交ぜて制作。特に南方熊楠の随筆に興味を持ち、その文献から目覚めて手掛けた粘菌絵巻「粘膜」シリーズが2018年から好評。20歳の時「見えている形の側面だけでは対象の本質が成り立たない」と気付き、分析的キュビズムに目覚め、軈て捨象派へ転換。2023年には変形菌と共存共栄する為に彼等と遊戯しながら描画作業を行い始める(「鼓動の地図」シリーズ)。主に技法のジャンルとしては現代日本画の手順。実際に己で採取した標本だけを使用。石・骨・粘菌・地衣類等を天然の塗料にする。骨は朽ちた動物の死骸を供養してから胡粉にする。現在はそのオリジナル技法を中心に画壇で発信する他「粘菌で粘菌を描く」ことについてコラム執筆、ライブペイント、アルバムジャケットデザイン、講師、G展のキュレーションなど全国的に多数。
web |
https://akagogaka.crayonsite.net/ |
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