開催時間 |
10時00分 - 17時00分
最終入館16時30分 |
---|---|
入場料 |
有料 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料 障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は20名様以上の団体の場合 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
アサヒビール大山崎山荘美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒618-0071 京都府
乙訓郡大山崎町銭原5-3 |
---|---|
最寄り駅 | 大山崎 |
電話番号 | 075-957-2364(総合案内) |
本企画展は、練馬区美術館(所在地 東京都練馬区)との共同企画巡回展であり、先行した練馬会場では、すでに大きな反響を呼んでいます。加えて、関西初披露となる本展では、最新作も公開され、初期から現在まで、野口哲哉のほぼ全作品といえる約90点がアサヒビール大山崎山荘美術館が位置する「天王山」、歴史豊かな大山崎の地に集結します。
1980年生まれの野口哲哉は、樹脂やプラスチックなど、現代的な素材を駆使して古びた姿の鎧武者を造形し、それらの織りなす嘘とも現実ともつかない魅力的な世界観を構築する美術家です。南蛮渡来のシャネルのマークを家紋とした甲冑を身にまとった紗練家( しゃねるけ)の武者像《シャネル侍着甲座像》がある一方で、自転車に乗った武士が出陣するさまを描いた《着甲武人自転車乗車出陣影》は、当時あたかもそんな武者がいたかのように、巧妙に古びた画面を演出しています。
野口の作品世界の大半は、武士を主題にしながらも、実際には存在しない、彼曰く“でっちあげ”の世界なのですが、サムライ、甲冑への知識に裏付けられた空想世界はじつに豊かで、史実とのはざまを行き来するユニークで独創的なものとなっています。加えて、甲冑の表現の正確さや、サムライたちの立ち振る舞いは、格好良さのなかにも常に滑稽さや哀しさが漂っており、その姿は日々のくらしを送る私たち現代人とどこか通じるものがあります。
作家はまだ30代半ばで活動期間は短いとはいえ、コレクターは国内外におよび、展覧会出品作や個展の評価も高く、今まさに注目される美術家の一人です。本展は、一貫して鎧武者をモチーフに制作する野口哲哉の武者世界を紹介する初の試みとなります。
※練馬会場とは展示内容が一部異なります
※会期中展示替えを行います
■ゲスト×アーティスト トーク
①山田五郎(評論家)×野口哲哉 4月26日(土) 14:00-
※定員に達したため受付を終了しました。
②笑い飯 西田幸治(芸人) × 野口哲哉 6月13日(金) 14:00-
③藤本正行(國學院大學兼任講師) × 野口哲哉 6月14日(土) 14:00-
会場:本館1階展示室2
内容:野口哲哉と3人のゲストによる対談
参加費:無料、ただし美術館入館料は別途必要
定員:各回50名、要申込(先着順)
■春の講談 山崎大合戦
出演:旭堂南青(上方講談師)
日時:5月11日(日) ④11:00- / ⑤14:00-
会場:本館1階展示室2
参加費:500円、ただし美術館入館料は別途必要
定員:各回40名、要申込(先着順)
②~⑤の申込方法:
FAXまたは往復はがきで参加者全員の (1)氏名 (2)住所 (3)電話番号 (4)FAX番号 (5)イベント番号・日時をご記入のうえ
「イベント係」まで FAX : 075-957-3126
※申込は一つのイベントにつき1通、2名様まで ※対象は高校生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着 ※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、アサヒビール大山崎山荘美術館ウェブサイトでお知らせいたします
■ギャラリートーク
日時:展覧会期間中の第2・第4土曜日 14:00-14:30 (4/26、6/14、7/26を除く)
会場:当館展示室
内容:学芸員が本展覧会の見どころを解説
参加費:無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要
主催:アサヒビール大山崎山荘美術館、朝日新聞社
後援:京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、エフエム京都