開催時間 |
12時00分 - 19時00分
最終日16:00まで |
---|---|
クリエイター在廊 |
有
全日 |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
art.jam.haru@gmail.com
内野知樹 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒103-0001 東京都
中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F |
---|---|
最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-6661-2276 |
いろんな土地を見てみたいという興味から、カメラを持って地元の所沢、東京、地方都市を歩きながら何気なく写真を撮っているとある傾向があることに気付く。
所有者のいなくなった乗り物、人が寄り付かなくなった建物、海岸に流れ着く漂着物、打ち捨てられたゴミ、野ざらしの死骸、朽ちていく植物。
見つけてしまい、目にとまり、目が離せず、撮らずにはいられない。
なぜこんなものに惹かれ、撮ってしまうのだろう。
表面上は完璧に見える人間社会のほころびを象徴しているのではないか。根底に私は社会に対する不安や不信感を持っていて、人間はライフスタイルを変える必 要に迫られているのでないかと思っている。原発、核の問題でも途方もない期間管理しなければいけないものを生みだしているし、そもそも人間の生活において多くの電力を必要としていることが問題ではないか。身近にあるプラスチック製品も分解されることなく地上に留まってしまう。工場や農業から生み出される危険な物質は大気や大地にばら撒かれ、コンク リートやアスファルトに覆われる世界は植物や動物の生存など考えてもいない。近い将来、人間社会、地球環境をも再生不能に壊してしまうのではないか。そう ならないために何かしようと思ってから、地元所沢でのゴミ拾い活動、自然散策、山登りなどのイベントを開催している。
この写真展もそういった活動の一つと言えなくもないが、純粋にカメラを通じて感じた世界、自分の考え、自分自身を表現した。