1980年 日本の大阪府吹田に生まれる。
幼少期、最初の表現は、性的暴力からの治癒と理解のために書きはじめた無数の詩だった。
精神的な模索と言葉によらない方法を求め、芸術を志す。
2004年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻を卒業。
工場での労働の傍ら独自の絵画表現を再開し、2016年《Margarita7》をはじめとする作品群で、第二回CAFFA賞(CAF・アーティスト・アワード)グランプリを受賞する。
翌年、ロンドンにてデルフィナ財団のレジデンスに滞在し、インド、ペルー、韓国、サウジアラビアなどの女性芸術家たちと親交を結ぶ。のちにアウシュヴィッツ、フィリピンの「赤い家」などを訪れ、絵画を制作する。
2020年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチに影響を受けた「愛の飾らぬ言葉において」、2021年J.M.クッツェーの著書から名付けた《Friday》を含む「人間の声」を発表し、重要な転換期を迎える。
2022年には、自らが発案・企画した、アマポーラ・プラダ(ペルー、リマ在住)との二人展「生命」を開催。
2023年の7月から8月まで、占領下のパレスチナヨルダン川西岸地区に滞在していた。
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http://www.matsushita-mariko.com/ |
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